「ゼロ・グラビティ」

　先日「ゼロ・グラビティ」をIMAX3Dでみてきました。

　いやーすごかった。
　どうやって撮ったんだ、という映像だけでできてる映画といいますか…
　IMAXで画面がでかいうえに3Dで宇宙の奥行きが当然とんでもないので、画面の片隅に遠ざかる物体をずっと目で追ってしまうという、ふつうの映画とはちょっとちがう体験をしました。
　それと面白かったなと思ったのが音と、なんて言えばいいのか視点の変化みたいなもの。
　音の方は、これはIMAXと関係あるのかわからないけど、最初に無線の通信音が自分の左奥の方から聞こえてきてて、一瞬映画館の中の物音かと思ったもんね。ただ、テレビやネットなどで宇宙との通信の音を聞いたことがあったので「ちがう、これ映画の音だ」と気づきましたが…ちなみに隣の席の人はちょっと音のしたほうに顔向けてましたよ。それと会話がすべて通信なので、登場人物の声が肉声だったり通信音声だったり、その辺の切り替えが面白いなあと。
　もうひとつ、視点の変化というのは確か俯瞰で人物に向かっていって、ヘルメットの中に入ってその人物の目線（それまでとは逆にヘルメットを通して宇宙が見える状態）に変わったっていうシーンがあったはずなんだよ（すみません、見てからもう1週間以上経っちゃったんでちょっと自信ない…）。あれすごいなと思いましたね。