naxilaのブログ

雑記です

「Sony Reader」を買ってみた

 「欲しいものがあったら毎月ちょっとずつ貯金して買う」があんまりできない私。振り返ると3万円ぐらいだったら1週間ぐらい辛抱しただけで買ってしまっているような気がする。ちなみにipadはいちばん高くすると69,800円で、これは悩んでいる(というか、少なくとも年末までは買わなそうな気がする)。

 部屋が相変わらずカオスで、電子書籍にするならある程度今ある本を減らしてからにしましょうね、と年の初めに言っていたのに、減らす前の5月初めにSony Readerを買ってしまったのであった。そういえばKindleも待てなかったことになるのか。お値段はたしか19,800円だったか。外でネットに接続することはないだろうということでWi-Fiだけのモデルにした。ただ、いちおうネットにつなげて直接Reader本体で本が買える、ウェブも見られるということだけれど、今のところReaderストア使ってないし、モノクロだし、ということで家でもネットにつないでないけど。なお本を減らす件については数週間前にひさびさにブックオフに行ってちょっと売ってきたら2,500円ぐらいになった。まだ売る候補の本があたくさんあったのだが持ち切れなかったのであと1回か2回行く予定である(出張買取とか送りつけて買取とかもあるようなのだが、なんとなく普通に持って行ってる)。

 電子書籍を買うときはクレジットカードが必要なReaderストアは使っておらず、紀伊國屋書店のBookwebでギフトカードを使っている。紀伊國屋書店の場合、いちど電子書籍を買うと、自分で持ってる複数の端末で読めるのが売りらしく、いつかipad買ったら見開きでマンガ読むんだ、と思っている私にはそれがいいなと思ったので。ちなみに、ipod touchのアプリ経由で買うより紀伊國屋書店から買ったほうがちょっとだけ安くなるらしい。

 品揃えについてはさすがに紙の本よりは少ないけど、思っていたよりある、というか増えてるんだろうなと感じた。とくにマンガが予想以上に多かった。新書と、紙で文庫化されてるものが一緒に?電子化されたらしいのも多かった。家にある本をBookwebで検索してどれくらい違うもんだろうかと調べてみたけれど、やはり古い本はまだ電子化されてないのがほとんど。最近の本はわからないけど、古い本についてはあとから話題になったものだけとりあえず先に電子化されてるような気がする。また、出版社によっては全く電子化されていないところもある。

 Readerにはお試し版でいくつかのマンガと本の序盤がちょこっとずつ入っていて、電子書籍どんなもんだろうというのがわかるようになっていたのだが、これは本(というか出版社?)ごとになんか違うっぽいなあという感じがする。ある本はフォントのバランスがいまいちで、なんというか外国でつくった日本語の本みたいなのがあったり、とくに問題ないのがあったり。

 Reader本体については電子書籍端末というのを買うこと自体が初めてなので単純に「電子ペーパーってこういうのなんだー」と思った。時々無造作にさわっちゃったところがサイズを変えるときに触るところだったらしくページ送りができなくなって焦ったりしている。アクセサリーで出ているライト付きカバーが面白そうだったので買ってみたら本当に面白かったので、部屋の中が暗いときにあえて部屋の電気をつけずにReader読んでみたり(ただし、そんなに明るくなるわけではないのでやっぱり少しは目に悪いと思われる)。

 まず積読状態の紙の本から優先的に読んでいこうと思ってるので、まだ3000円のギフトカード1枚使い切ってない、という程度しか買ってないのだが、「読みたい本リスト」という機能があるので、時折覗いてはリストに入れている。今気になっているのは今更紙の本で揃えるのはしんどそうだな、とずっと思っていた「グイン・サーガ」と「金田一少年の事件簿」、いつか全部読みたいと思っていたアガサ・クリスティの作品、昔買い始めたものの途中でストップして今度は本屋でなかなか見つけられなくなった「メタルカラーの時代」、連載していたのを知らず本屋で単行本を見つけたものの買おうかどうしようか悩んでしまった「ミスター味っ子2」とか…おかしいなー電子書籍はまだ数が少ないはずなのになんで悩むんだろうなあ。