感想
・HEAD PHONES PRESIDENT
見られませんでした。
しかもグッズ何にも収穫なし。このときAPOCALYPTICAのTシャツ買っとけばよかったなあと今後悔しています。
2日目見に行ったらSサイズ売り切れてたので。あれなら普通に着てもいいなあとか思ってた。
・SECRET & WHISPER
このバンドがやってる最中に入場し、ここでもう昼ごはん食べちゃえということで食事。食べながら中からもれてくる彼らの演奏を聴いてたわけですが、むーハイトーンのメロディーが売りのはずなのにちょっと音程が苦しいかもしれないのはまずいぞ。
・AIRBOURNE
始まる前に場内に入ってきてびっくり。
あれ、人多い…
というわけでつい座ってしまいました。
楽しかろーな、と思ってはいましたが案の定飛び跳ねて疾走してました。
なんだかすごくあっという間に終わっちゃってやっぱり疾走だわ、と思っていたのですが、のちパワーロックトゥデイの携帯サイトにセットリストがあるよとラジオの放送中に言われたので見たところ、機材トラブルで8曲予定のところを6曲、しかも1曲入れ替えしていたということが判明。陰では大変だったんだろーなー。本人たちは不完全燃焼かもしれない。
・APOCALYPTICA
さあここでスタンディングに降りますよ。
しかしすごい人でした。
そして初めて見たAPOCALYPTICAは、
何と言えばよいのでしょう。超高速ヘドバンしながらチェロを弾きまくって合間にチェロを持ったままステージを行ったり来たりして我々を煽る姿を見て「これはメタルだ」という気迫のようなものを感じてしまったのですよ。
またPRTの携帯サイト情報ですけど、エイッカさんのチェロが日本への移動中にぶっこわれて日本で新しいのを買ったらしいんだけどそれが80万とかいうわけ。誰も歩いたことのない険しい道を進む人たちがぶつけてくる力はやっぱり凄いわけ。
期待せずにはいられなかったあの人はやっぱり出られず、その代わりといってはあまりにも失礼な、同じフィンランドつながりで？SONATA ARCTICAのトニーさんが出てきて「I Don't Care」をやってくれました。アダム・ゴンティアの歌は不器用な男がぶつけてくる感じですが、トニーさんに歌わせたらちょっと繊細さが出たかも。
余談ですが、AFNで夜中の0時から2時まで最近のロック系がかかる番組があるんですけど、その中で「I Don't Care」と「I'm Not Jesus」が結構な頻度でかかってます。
・OBITUARY
いったん解散して復活してる、ベテランのデスメタルバンドなのですが、「貫禄」でした。うんほんとそういう感じ。動き回らなくても目が離せないの。
・MESHUGGAH
Burrn!で特集が組まれて「変態ポリリズム」とか書かれててものすごい興味があったの。ちなみに私が「ポリリズム」と聞いて最初に思いついたのは某女性グループではなくて「リズム天国」に入ってたゲームのほうでした。
案の定リズムに乗れません。困った時は演奏している本人たちをみればいいんですけど、複雑そうなところはあんまり動いてなかった…そのリズムにゆったりした高音で不穏な感じのギターソロが乗っかってきてなんかどっか連れてかれる…
この日記に貼ろうとしたけどちょっとこわかったのでやめた「Bleed」だけは「あ、あの曲だ」と思いました。あのドラム好きだったからよかったなあ。
・DRAGONFORCE
もうイロモノギターに頼らずとも盛り上げることができるバンドに成長したのね…と、終わったとき思いました。
AIRBOURNEより跳んでた。ハーマンくんはギター弾いてバックコーラスも歌って飛び跳ねてと大忙しでした。
それよりも跳びまくっていたのがキーボード担当のヴァディムでして、片手で弾いているときはもう片方の腕をぶん回し、両手がキーボードにかかってるときは（弾いてるかどうかわからない）両足でその場ジャンプを繰り返し、ショルダーキーボードを持ってステージに出れば走り回り、ステージ中央と左右の端にあるお立ち台？から降りるときは両足ジャンプが基本。結構な時間彼ばっかり眺めてたかも…
この辺で休憩にするはずだったんだけど、結局見ちゃったのよ。
今日普通の声で歌う人の中ではトニーさんがやはり最強でした。声も見た目もアーティスト写真や自分の持ってたイメージよりよりずっと男前でした。実は私は「SILENCE」だけアルバム持ってるんですが、この日やったのはそれよりも後の曲ばかりだったんじゃないかな。速い一辺倒ばかりじゃなかったのが興味深いです。今から揃えるか。
・CARCASS
ここでやっとちょっと年くってそうな感じの（失礼）人がバンド名を叫ぶのを聞きました。
ふたつのステージの間にあるスクリーンでは、通常はバンドさんが映るのですが、ここだけは映像。しかも案の定、グロい。今歌ってる歌詞もきっとあんなんだろうな…と思いながら見たり見なかったり。「次はここにいる女性たちにささげるよ。スクリーンを見てね」とジェフ・ウォーカーが言って曲が始まった後映ったあれは、えーと書けません。しかも病気だったでしょあれ。
ドラムの音はこれまでで一番良かったです。このあとのSLIPKNOTのジョーイのドラムも聞きやすかった。早いデスメタル系のドカドカではなくてやや軽い感じの音だったのであまりこもって聞こえなかったのがよかったのかな。
あのジェフのヴォーカルはデス声で結構好きなほうかも。ビル・スティアーは見た目もっと渋いロックをやってそうな格好（あれ、でも今やってるのはそういう音楽なんだっけ）。かっこよかった…それから、ケンはやっぱり来ていない模様。Burrn！のインタビューで確かジェフが「フライトが長いから」と言っていたっけ。ちなみに買ったCDはまだ聴いてません。
私はずっとBエリア（スタンディングエリア後半分）にいたのですが、演奏中ちょっと横向いたらあと何人か隣のところでサークルできてて、「CARCASSの時点でこれじゃDOWNとかSLIPKNOTとかどうすんのよ、しかも私もう結構足痛いよ」と考えたあげく、AVENGED SEVENFOLDのところで食事＋スタンドで座って残りを見る決意をしました。SLIPKNOTはいちど全員をちゃんと見てみたかったというのもあって、スタンディングの後ろのほうでは難しいだろうなとも思いまして…
ここで休憩、食事してさあ席探そうと思ったら、外にアリーナ入り待ちの人があふれてて、座席に行くドアには「満席」の張り紙。あれ、ごはん食べたら中に戻れない？と思ったらエスカレーターが動いてて、去年は行けなかった上の階の席に行くことができた。向こう側のステージがぎりぎり7割ぐらい見える高さのULTIMATE側に席を確保。
そんなこんなでまともに見られたのが「ALMOST EASY」だけだった…なぜかあんまり興味をひかれないバンドなのだけれどこの曲のサビをみんなで歌ってたのを聴いたときはああいい雰囲気だなと思いました。「あんまり興味をひかれない」といいつつ、「ALMOST EASY」と
「AFTERLIFE」のサビは月曜の仕事中になぜか頭の中を回ることが多かったです。食わず嫌いじゃなくてちゃんと聴くか。
ちなみにまたAFNの話ですが、AVENGED SEVENFOLDも結構かかっています。だからあんまりメタルって印象がないのかなあ。あの番組「NEW ROCK ALTERNATIVE」とかジングルで言ってる（ように聞こえる）から。
・DOWN
結構歌メロあったんだ…
フィル様をはじめて拝みました。やっぱりかっこよかったです。
最後にみんな楽器を誰かに渡しちゃったりして、ステージ上に人が増えました。硬派なイメージがあったんですが、ほのぼのしてしまいました。あれは誰だったんでしょう。ちょっと遠くてよく見えんかった…
おもしろい。
当然、今日一番の盛り上がり。
そして、思ったとおりＢのエリアでもふたつサークルピット出現。
見た目のインパクトがあるのはあの格好で当然なんだけど、ひとりひとりがまた強烈なんだわ。パーカッションおふたりとターンテーブルおひとり様は暴れまくり。シドさんがまだ杖ついてるのにショーンさんのパーカッションにぶら下がって懸垂の要領でよじ登ったり、むちゃしないでえ…最後のほうはショーンさんとクリスさんが2人でパーカッションに乗っかってせりあがっていくところにシドさんがぶら下がって上りにいくという危険かつすこし笑える光景を目撃しました…
全然関係ないけど「攻殻機動隊SAC」を思い出して調べたら荒巻課長のセリフ「チームプレイなどという都合のいい言い訳は存在せん。あるとすれば、スタンドプレーから生じるチームワークだけだ」。あんまり関係ないかなあ。
これを見てやっぱり今回APOCALYPTICAのゲストに出るのは無理だよなあと思いました。たとえばSTONE SOURとAPOCALYPTICAが同じフェスに出る、ならコリィさんは出られたかもしれないけど、SLIPKNOTのコリィさんとして活動している間はずっとSLIPKNOTのコリィさんでないとダメなんじゃなかろうかと。
余談ですが、各メンバーさんのお面着用の人が結構いて、みんな手作りしてるのかなあえらいなあと思って見てたのですが、ただ7番クレイグさんのマスクをかぶっている人をひとり見つけて、ちょっと近くを通り過ぎるのに気を使いました。
終了は午後10時10分ぐらいだったかな？
2日目編へつづきます。
