naxilaのブログ

雑記です

グランド・ホテル鑑賞

メモ。
東京国際フォーラムホールC、初めて行ったが、雰囲気がすごくよい。今回の舞台のセットにぴったり
・入場時にもらったチラシの中に「イントゥ・ザ・ウッズ」再演のチラシが、できれば初演時のキャストで観てみたいんだけど、SAYAKAさんの名前がない。ちょっと前にワイドショーとか女性誌のネタになっていたが、本人以外の事情というか、ヤなしがらみで活動ができなくなるというのはやめていただきたい、周囲の人
前田美波里さんがすごかった。歌も台詞もはっきり聞こえる
・歌がすごいといえば岡幸二郎さんも
・紫吹さんは踊りがキレていた
・小堺さんは…実はリスナーなのでこの人のおかげでこの舞台を観ることにしたのである。
声がかすれ気味だったのは千秋楽も近いからなのだろうか?しかし、ちょっとさえないけどいい人という役どころや、回転ドアを使ったアクション(と言えばいいのかどうか)や、酔っ払ったところの振り付けなど、小堺さんのようなコミカルもできるしシリアスな演技もできる人でないと、と思う
・が、パンフを読んだら涼風真世さんの宝塚退団公演がこれで、小堺さんが演じたオットー役をやったと知ってびっくり どんなんだ
・出ずっぱりの藤木さんにびっくり
・その藤木さんも関係するオープニングとエンディングは結構お気に入り。何と言うか、舞台とそれ以外の境目をあまりはっきりさせないようにできているというか…
・で、これは多分群像劇というもんなのかなと思ったのだが、そういうのは個々のキャラクターがあまり掘り下げられないまま終わっちゃうという面もある、という先入観が自分にはあって、そういう感じで見ちゃうと男爵とバレリーナ、その付き人、その辺の心の様子がわかりにくいというか、すぐ恋に落ちすぎ、とか思っちゃったりもする。だが各人の様子が描かれるのはあくまでホテルにいる間のことだけ。ホテルを出た後のそれぞれの人生は描かれないまま終わる。グランドホテルにやってきて、去っていく。ずっと泊まり続けているお医者さんも多分出てく。それは死という形かもしれないが。不平不満を言い続ける働き手たちは、いろいろ言いながら次の日も同じ仕事をする。「しょぎょーむじょーというか、ライフゴーズオンて感じだな」と思って家に帰ってパンフ読み返したらそういうことがちょっと書いてあって嬉しかったのであった
・あまり今まで観てないジャンルのものなので、客層がちょっとちがって緊張した