で、何を見てきたかというと
無難に「幸せの1ページ」。
むー、良くも悪くも「絵本」的なお話でした。面白いなとは思ったんだけども…オープニングとエンディングの絵本っぽいところはよかった。そしてジェラルド・バトラーの2役も面白かった。ちょっとワイルドなほうがかっこいいな。
もうちょっとそれぞれ踏み込むと思ったんだけどな。
まずアレキサンドラについては、なぜあの生活になったのか、でないとあの暮らしでパスポート持ってる理由がわからん。あと「俺は降りる」のタイミングが唐突すぎ。
それとニム、アレキサンドラとは環境がまるっきり違うけど自分の環境から踏み出したことがないという点では一緒っていう立場なのではないかと思われるが、結局こちらはなんもなく…しかもへたすりゃそのまま「幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし」って彼女は大人になったらどうすんの?な状態なのよね。外の世界を見ようという部分が彼女にもほしかったなあと思いました。それともアレキサンドラを受け入れた時点でもうそういうことだったりするのかな…
そして「幸せに暮らしましたとさ」的エンディングが唐突すぎです。
エンドロールを見たら原作がありそうなので、多少はしょられてる可能性はありますが…(「ボーン・コレクター」を原作を読んだ直後に映画を観てがっかりした経験あり)