naxilaのブログ

雑記です

数日前の話

 通勤電車というものは毎日同じ時間同じ車両に乗ってしまうと(乗り換え用の階段の位置とか考えて)、常連さんというかいつもいる人たちの顔を覚えてしまうものである。
 
 先日も自宅最寄り駅のホームで電車を待っていたのだが、ちょっと見覚えのない人がいた。若い男の人だ。見た目学生風。割と地味。別に並んで待ってるわけはなかったのだが(この駅では2列で並んで待っててねとかそういう構内放送はない)、電車が来てドアが開いたら、なんとなく2列になってたのが扉の両側に分かれた、その真ん中にふらっと入って来なすった。あからさまな割り込みではなく、ごく自然に真ん中にいらっしゃった。

 そのあと彼は座席の手前の通路のどまんなかに立ってしまい、あとから来た人が奥に入れないという状態になった。多少混んでるとはいってもぎゅうぎゅうではないためちょっと無理をしても奥に入れてもらおうとか、または「これは奥に行かないとどうしようもなさげ」と彼が気づくほどでもない。
 
 なんとなくぼんやりしたというかひょうひょうとしたというか、周りの様子を見るような雰囲気もなく。慣れてる感じもしないので、彼はひょっとして大学1年生で通勤時間帯の電車に乗りなれてないのではと思った。

 で、彼が電車を降りる直前に定期券を取り出したのが目に入った。有効期限が7月3日。4月3日から3カ月なら1年生かもね…と同時に目に入ったのが区間である。うちの最寄り駅→○○駅…ん?

 そこは…私の母校の最寄り駅では。ひょっとして後輩…?