naxilaのブログ

雑記です

昨晩の話

 
 会場へ到着し、まずはグッズ売り場へ行くが、TシャツSサイズが既に売り切れており、何も買わずに出る。あのサイズ表示は女性用ではないので、私はギリギリSだとは思うのだが今思えばMでもどうにかなったかな…また、会場内で見かけた日付入りの黒いのは影も形もなかった。その前に全サイズなくなってた可能性大。だからせめて午後休ぐらいはするべきだったのかもしれないが、10月区切りで計算される有給はもう1日しか残ってないのである。年末のノロウィルスが痛い。


 さてその後クロークの辺りをウロウロしているところへ中から音が聞こえてきた。ああ前座はじまっちゃったよ。結局自分のブロックに入ったのは1曲か2曲終わった頃。


 前座・バウンシングソウルズはヴォーカルの風貌や動きを見るといい感じの脱力系。じかに見たことはないのだが、スピン・ドクターズをちょっと思い出した。今風のスピンドクターズみたいな。マイクがワイヤレスじゃないのに客席に結構な回数下りていき、その度にケーブルさばき係がステージに登場。また、本来4人組なのだが曲によってはサポートのキーボードが出てくる。ただ、他にカメラ係や手拍子あおり係がいて、それと全部同じ人だったような気がするのだが…
 途中いきなりマイケミのどなたか(どうやらフランクだったらしい)が客席の柵の前に現れ、盛り上げてあっという間に去る。また、ラスト1曲でフランクが共演。この人このあとマイケミ後半でバウンシングソウルズのTシャツ着て出てきた。どうやら大好きらしい。

 客電はつきっぱなし、ステージは奥行き半分、照明暗いとなかなか厳しい条件だったが、終始お気楽な雰囲気が面白かったヴォーカリストをはじめ大健闘だったと思う。


 セットチェンジ約30分後、いよいよ主役登場。

 
 さて、今回の公演は2部構成になっており、前半はザ・ブラック・パレードの皆さんによる2nd (インディーズから数えれば3枚目ですが)完全再現で、後半はマイ・ケミカル・ロマンスの皆さんによる「スウィート・リベンジ」からの曲を演奏。舞台の奥の背景も前半がいっぱいの星→「Welcome to the Black Parade」で2ndの歌詞カードの裏と同じ背景、だったが後半には「REVENGE」とでかでかと書かれたものに変わり、メンバーの衣装もブラックパレードのあれから通常のマイケミさんへ、ジェラルドも白塗りから普通へ。


 いやーやっぱりみんなで歌えて叫べる曲があるバンドは強いのである。
 以前この日記で書いたわたしが好きになる音楽の条件で言えばこのバンドは「メロディが好み」の部分が大きい。
 ちなみに私の近くに歌はもちろん叫びどころも完璧にマスターしてた人がいてうらやましかった。


 またいちいち動きがさまになる人たちであった。ギタリスト2人いいねえ。頭振りっぱなし、後半には転げまわり、自分のコーラス用マイクを客の方向へ向けたりしていたフランクもよいが、ほとんどのソロを弾きアコギを弾きバックコーラスを歌いよく見ると時々笑ってるレイさんも気になる。どうでもいい話だが、この日記的にはレイさんのあのもじゃもじゃを見ているとふと頭をよぎる人が約1名いる。最近首を痛めたらしい。ほんとどうでもいいな。それからこのバンドの「雰囲気」を作り出しているのはジェラルドの声及び動きがかなり重要であると思う。ちょっと芝居がかったところとか。「MAMA」とか特に。

 あとはマイキーくんがいればもっとよかったんだけどね。でも居場所があるって大事ですよ。帰るところがあるのは大事ですよ。ひょっとしたらこのまま帰ってこないのかもしれないと思うこともあるけど、まあアモット弟みたいなこともあるからね。