naxilaのブログ

雑記です

昨日の感想

 
 …あれだけあからさまに応援の大きさが違ったら、そりゃ判官贔屓モードでがんばれ南米でした…

 
 インテルナシオナルの10番、イアルレイの突っ走りっぷりがすごかった。覚えたもん。始めは同じ11番のアレシャンドレ、しばらくしてその10番につかなきゃいけなかったザンブロッタさんは大変だったと思います。後半になって替わってしまったのでどうしたんだろうと思っていましたが、今日ニュースをみたらケガだとか。
 どっちの選手の突っ走りがすごかったかといえばインテルナシオナルの方だったと思いました。ジュリもけっこう走っていてあの人もすごいなと思って見ていました。プロフィールを見たらずいぶん小柄でそれにも驚きました。ロナウジーニョは準決勝のときほどやりたいようにやらせてもらえてなかったようです。準決勝の時は4人だか5人だかに囲まれても大丈夫だったのに、昨日は2人もつけばもう後ろに回すしかない様子。それだけ守りもよかったということなのかなと思います。

 MVPはデコでした。どうも私はデコが好みらしいです。顔じゃなくてプレースタイルというかなんというかが。(ずいぶん知ったかな言葉遣いをするなあ、自分…)、準決勝は残業があってあまり多くの時間見ることができなかったのですが、そのダイジェストとかでも自然と目で追ってたり。


 ちなみに、ガイドブックを買ってきましたが、アレシャンドレは写真が間に合わなかったのか文字のみの紹介。現地での選手紹介ではなんとスーツにネクタイ姿の写真でしたよ。びっくりしましたよ。ガイドブックのチーム紹介では名前がまったく挙がってなかったし。来年はどこのチームにいるのかなあ…と、かつてトヨタカップテベスを見たときと同じ気持ちになっていました。テベスはちょいワル方面に垢抜けてしまったような気がしてならないので、アレシャンドレ君はもうちょっと違う方向へ垢抜けてほしいなあと思っていました。テベスごめん。

 
 ところで、

 普段巡回しているブログでも触れていた人がいて「ああ、やっぱりそうなのかな」と思ったのが「昔は南米ファンの方が多くなかったっけ」である。

 以下、昔から情報源は地上波のスポーツニュースのみという私の個人的な印象とか記憶だけで書くが、「こういうサンプルもいますよ」ということで。「気がする」「記憶がある」「覚えがある」のオンパレード間違いなしです。

 
地上波スポーツニュースしか見てない自分が今振り返ると、欧州南米ともに「情報量が少ない」ところから始まって、欧州サッカーの情報がだんだん増えているように思う。


 少なくとも、Jリーグ発足当時、助っ人外国人とか日本人のサッカー選手が目指す「海外」といったら南米、とくに「ブラジル」だったような気がする。奥寺さんやブッフバルトリネカーだっていたんだけど、やっぱり南米という印象。それは日本とブラジルの移民とかそういうサッカー以外での関係とか、世代的に「キャプテン翼」連載もろリアルタイム世代なので「ロベルト」の印象も強いのかもしれない(笑)。それから日曜夜の日テレで「独占スポーツ情報」をいつも見ていたので、実業団サッカーの話題は読売中心(=ラモスさんがよく映ってる)でカズさんの存在を知ったのも大きかったかもしれない。


 それからJリーグがメディアに取り上げられるようになってから、W杯への注目度が増した。正直ドーハの悲劇はぼんやり覚えているだけで、そのあとのアメリカ大会はアメリカが意外とがんばったことがヤケに強く記憶に残っている。あとバッジオのPKとか、直接見てないけど伝説化してる話の記憶はある。

 
 ちなみにカズさんのセリエA移籍が1994年、スカパーの放送開始は1996年だそうだ。


 その後が1998年フランス大会。さすがに日本が出たということで、前回より断然記憶が…意外となかった…。ここでフランスが優勝して「ジダンというすごい人がいるらしい」ということを知る。そしてこの大会、ベッカムが挑発に乗って退場をしでかすという事件があった。もともと洋楽ファンだった私はスパイスガールズのヴィクトリアがサッカー選手とつきあっているというのを知っており、それがベッカムという人でけっこう前途有望な若い選手であるらしいということを知って「ベッカムってどの人」というのを知りたいこともあってW杯のニュースを気にしていた記憶がある。それであんな事件になってしまい「若いねえ」とたいしてトシも変わらないのにえらそうな感想を持った覚えがある。


 この後ヒデさんがセリエAへ移籍。
 
 その次がもう日韓か。この時は毎日ダイジェストを録画してた。このときもうかなり世の中の人々の海外サッカーというと欧州寄りになっていたかも。いや、ブラジルが優勝してかろうじて南米が踏ん張ってたか?いや、でもその前はフランス有利といわれていたような… 
 
 さて、冒頭でちょっと触れたクラブW杯の公式ガイドには、過去のトヨタカップの結果が載っている。もともと野球ファンの私だがなぜか天皇杯トヨタカップだけは毎年見ている(たぶん野球がオフだからっていうのもあるんだろう)。ので、いやー懐かしいなーと思って見てみたが、意外と覚えてない(汗)。チーム名はぼんやり覚えてるのだが、誰がいて誰に注目とか言われてたかとか覚えてない。はっきり覚えてたのが1992年のMVPのライー(ブラジル・サンパウロ)。あと1998年にレアルマドリードが来ててラウルがMVP獲ったなんて覚えてないよ。8年前ってことはかなりぴちぴちなわけでミーハーな私が覚えてないはずがないのだが…2002年のレアルマドリードオリンピアの辺りでは完全に欧州に偏ってたのは覚えてる。メンバーが豪華すぎたのもあるが、って「豪華」と認識できてる時点で欧州サッカーに対する知識が増えてるってことだし。


 思った以上にあやふやな記憶を辿ったところ、欧州と南米のサッカーに対する私の情報量に差がつくきっかけになったのはどうもフランスW杯のベッカム、そしてスパイス・ガールズなんじゃないかという結論に達しつつあります。まずい(笑)
それじゃあねえ、Jリーグの発足とカズさんのセリエA移籍で欧州方面がより注目されるようになり、フランスW杯のフランス優勝、その後のヒデさんセリエA移籍でさらにその注目が高まった、だったらいいのかな?…でも正直ベッカム夫妻の存在ってのは普段スポーツニュース見ない人に対してはけっこうでかかったのでなかろーか。ちょうど「セレブリティ」がもてはやされるようになったのともかぶるし…