耳栓デビュー@さいたまスーパーアリーナ
先週の今頃はメタルな人だったのですが、昨日はマライア・キャリー観にいってきました。
耳栓つけて。
感想:
肝心の音が聞こえなければ意味がないと思いましたが、大丈夫でした。ライブそのものの音は問題なし。開始前のアナウンスもしっかり聞こえました。途中で試しにちょっとだけはずして比べてみたりしましたが、余計な反響がなくてバンドの音とかバックコーラスの声とかがはっきり聞こえてたみたいです。
ただ…
昨日は大合唱ってことはなかったけど、もし大合唱しようとしたら私の声のほうがよく聞こえることになりはしないかという心配が。
また、お客さんの声のボリュームが低くなるため、臨場感がいまひとつ。終了後、周りのお客さんと私の間になんだか温度差があったみたいです。
年寄り?の昔話で恐縮なのですが、彼女がセカンドアルバムを出したあと、その中に入っている「If It's Over」という曲をグラミー賞で歌ったのですが、これがド迫力でメチャクチャうまくてすっかり圧倒されたということがあったのです。
で、昨日、確かに歌はすごかった。軽やかに声をコントロールしてるというか、「I'll Be There」のラストでトレイ・ロレンツと歌いながら会話してるようなところとか、そういうところは楽しかったのだけれど…
「Vision of Love」を音下げて歌ってたところに、少し寂しさを感じてしまいました。新しいアルバムの曲は完璧に歌っていて、それはやはり今の彼女の歌を最大限に聞かせることができるということだと思いますが、そこだけ残念でした。