naxilaのブログ

雑記です

LOUD PARKの思い出(2)

 「忘れないうちに思い出をメモしておこうと」途中まで書いて保存して、そのまま2ヶ月。さすがに年が明けてはまずいしもうだいぶ忘れてきてるけどとりあえず書いてアップロードだ!

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 けっこう疲れて帰ってきた1日目、帰りの途中で食事したら多少回復の予感はしていた。とはいえやっぱり疲れてた。

 

 2日目

 

・昨日に比べれば入場はスムーズだろうし、ということでちょっと遅く出たつもりが、乗り換えがうまくいってしまい、結果昨日より早く着くという事態に。食事がどうなるかわからなかったので、外でちょっとお茶飲みつつ食事をして入ることにする。 

・アリーナに入るともうオープニングアクトGYZEが始まっちゃってた。ギターの構え方がややアレキシっぽいなと思ったものの、曲はもちょっと邪悪じゃない、メンバーの雰囲気はむしろ爽やかというか…いやさわやかなメロデスってなんじゃそら、という感じなんだけど、バンド自体のファンもだいぶいたみたいだし(この後けっこうTシャツ着てる人も見た)、後で調べてみたらキャリアもけっこうあってそういえば「オープニングアクト」ってどういう意味合いなのかなあというそもそもの疑問が。

・ここからTHE LOCAL BANDまではアリーナの座席にいました。入場前にちょっと食事したので多少昼食が遅れても大丈夫だったので。 

・WE ARE HARLOTは今年数少ないハードロック系のバンド。新しいバンドだけどメンバーそれぞれキャリアがある人たちだということで、盛り上げ方もうまかったなーという印象。しかしバックコーラスが上手すぎてこれテープかしら疑惑が… 

・昨日ARCH ENEMYにゲストで出ていたクリス、今日が自分のバンドARMAGEDDONで本番。他のメンバーは結構若そうな感じだったな。あとクリスは個人的にプレイというかフレーズというかが繊細というイメージがあって、やってる音楽はメロデスでも独特の雰囲気を感じております。 

・その次が浜田麻里さんで、かなりお客さんが集まってきました。昨年のサマソニで浜田さんを見て「これラウパに呼ぶべきだろ」と思ったので、今回の参戦は大変うれしかったです。そして歌は文句無し、来てくれてよかった。しかし、これは私が聴いていた位置のせいなのかどうなのか定かではないのですが、音はサマソニの方がよかったと思います。バンドの音も浜田さんの声ももっと聴きやすかったような気がします。 

KAMELOTは新しい(といってももう数年経ってる)が声も動きもかっこよかった。で、途中ステージの後ろに白い人がなんか出てきたぞ、と思ったら最新アルバムに参加していたARCH ENEMYのアリッサで、たぶんAEで使っている衣装の白い方バージョン(前日は黒だった)に白くて薄いマントを組み合わせたんだろうけど、なんだあの女神。クリーンヴォーカルも聴けてよかった。

・PRETTY MAIDSは確か「JUMP THE GUN」の頃けっこう雑誌に出てたのを覚えていたので、ハマケンとロニーのことは覚えてました。そして「PLEASE DON'T LEAVE ME」で会場内大合唱。たぶんこの時点でいちばん。

・実はDARK TRANQUILLITYも見てみたいなーと思っていたのですが、THE LOCAL BAND(含むアレキシ・ライホ)がどういう選曲をしてくるのか興味があって(そして体力温存もチラッと頭にあって)そのまま残ることに。運が良ければ終わったあと移動して最後の1曲間に合うかも…ぐらいに思っていました。で、LAメタルのトリビュートバンドだとばっかり思っていたのですが、途中にDEF LEPPARDが出てきて「LAメタルというか80年代後半のHRなんだな」と理解いたしました。モトリーSKID ROWVAN HALEN等の他、個人的に嬉しかったのはPOISONの「FALLEN ANGEL」をやったことでしたね。あの曲けっこう名曲だと思ってたんだよ。

・で、コミュニティアリーナに行こうとしたら人の行き来が激しくなっていたことでDARK TRANQUILLITYの出番が終わったことを悟りはしたもののそのまま向かってそこで昼食。もう3時で昼食を通り越しておやつの時間ですが、会場に入る前にちょっと食べといたこと、ここまでずっと座ってたこともあり昨晩のように弱ってはいませんでした。

・そのままAT THE GATESを見ていたらDARK TRANQUILLITYのミカエルが途中で飛び入りして1曲一緒に歌って帰って行きました。ゲスト参加した曲というわけでもないらしく、たぶん打ち合わせとかもない単純に飛び入りと思われるのですが、そういうのいいよね。

・AT THE GATESを最後まで見てアリーナに戻ってきたら(ちなみにちょっと探すのに難儀しましたが、座れました)SABATON演奏中でえらい盛り上がっていました。曲もメロディが親しみやすい感じで。ステージの真ん中に戦車がドーンといてその上にドラムセットが乗っかっていました。あんまり盛り上がっていることにメンバーがとっても喜んでくれていた様子で、見ていたこっちも嬉しくなりました。「Good byeではなくてUntil we meet againと言おう」とか「ほら鳥肌立ってるよ!」とか。後でネットの感想を見たらオープニングに「THE FINAL COUNTDOWN」を使っていたらしいというのを目にしてさらに個人的好感度アップ。

 ・次のDIZZY MIZZ LIZZYも興味があったバンドのひとつでしたが、1曲目がけっこう長めのセッションみたいな感じで、しかもうまいんだわこれが、ですっかり引き込まれました。アリーナのお客さんもみんな待ってた感が強く見えていい雰囲気。ここで来年来日公演するよ、と本人からアナウンスがありました(家帰ったらネットにも出てた)。

・次のDRAGONFORCEはハーマンのギターの調子が悪かったらしく長めの中断が入ったりして、それでも時間通りに終わらせてたのでたぶん予定より1曲は減らしたんじゃないかなと思います。しかしマークが前日チルボドのヤンネに負けずカンペ丸覚えではない日本語の挨拶を繰り出して(内容は忘れましたが)盛り上がり、中断の時間中はたぶんヴァディムがきっかけでジャズ風のセッションをしてみたり、フレデリク(も日本語喋ってたと思う)がベースで何気に弾き始めたのが「ドラゴンボール」OP「摩訶不思議アドベンチャー」で徐々にそれに気づいた観客が歌い出してその声が大きくなっていったり、もちろんパフォーマンスそのものでも不安な雰囲気をなんとか払拭していったように思います。確か最後が「Valley Of The Damned」で、ヴァディムまでギターを持って(しかもどう見てもちゃんと弾いてる)前に出てきてえっこの人ギターも弾けるのすごい、と思っていたら、後日本人がアップロードした動画によるとあれはMIDIギターだそうで、とはいっても弦がないだけで弾き方は普通のギターと変わらないらしいのでやっぱりすごい。

・前日夕食を食べ損ねて最後に体調を崩しかけた(そして何度も書くがトム・アラヤの笑顔で癒された)ので、この日はちょっとこの辺で食べておく必要があろうとちょっと抜け出してコミュニティアリーナのCARCASSを覗きつつ夕食へ。ちょうど演奏が終わってジェフ・ウォーカーがMCで「HELLOWEEN見るんじゃないだろうな?」的なことを言って客を煽って盛り上がっている中、すみませんそれ私ですと思いつつメインのアリーナに戻る。

・でHELLOWEENが始まってたんだけど、以前(調べたら2012年だった)出た時よりアンディの調子よかったような気がする。フロントマンとして引きつけられる動きというかなんというか、というかバンドじたいも全体的に動きがよくて、2012年よりもより印象に残ったような感じがいたします。最後にひとりずつ退場していくのカッコよかった。というかここのギターコンビそもそもかっこいいんだよ。

・トリのMEGADETHはその前に見たのがサマソニだったと思うんですけど、その前のHELLOWEENじゃないんですがこっちも大佐がサマソニのときより調子いいように見えたんだよな。笑みを浮かべながら小さくぱちぱちと手を叩きつつステージを左右に動いて観客の声援に応えてくれる大佐も癒しです(これ確かラウパ1回目の感想にも書いた)。メンバーが変わってからまだ場数を踏んでないとおもうのですが、遠目から見るとキコちょっとANGRAの時に比べて動きが少なくて大丈夫かな…と思っていたのですが、スクリーンに映ったら笑顔だったのであー思い過ごしでよかったと思いました。バックコーラスなどもこなしておりました。ところで、ライヴ中背後に流れる映像がサマソニと一緒で、それはいいのですが終了時の映像もそのまんまだったため、メンバー紹介もギターとドラムがクリスとショーンになってて、これはどうにかならんかったのかと思いました。

 

 というわけで見返してみれば音楽性の話がほとんどないラウパの感想。とりあえず書くだけ書く。で、ラウパが終わったあたりでは「チルボドはいままでアルバム買ったことないけど、調べたらベストアルバムもでてるしちょっとちゃんと聴いてみようかなあ、あとKAMELOTも」などと思っていた記憶があるのですが、それ以後アルバムは新譜しか買ってません…